2012年6月17日日曜日

ピザである。

ピザである。本当の発音はピッツア。でも日本では「ピザーラ」というくらいだから、ピザで良いのだろう。しかしながら、イタリアでは「ピザ」と言うと、「ピサの斜塔」のある「ピサ」という地名のことになってしまうらしい。また、イタリアでは、土台の生地が薄い所謂クリスビーピザというやつで、一人一枚の丸いピザをフォークとナイフを使って食べるのが普通だということだ。それに対してアメリカ風ピザには土台の厚いピザもあり、その食べ方は、大きめのピザを、ピザカッターで放射線状に切って、手で食べる、これがアメリカ風。アメリカ風というよりもアメリカのピザはシカゴから広まっていったので、シカゴ風なのだそうだ。シカゴと言えばギャング、ギャングと言えばマフィア、マフィアと言えばイタリア、だからアメリカのピザはシカゴ発祥なのだろうか。何れにしろ、アメリカのピザはいくつにも切って食べるので、でかい。
 私がピザを初めて食したのは大学一年生の時、「おお、このパンはいったい何だ。」といった次第である。今から四十年も昔のこと、ピザーラもピザハットもシェーキーズもない昔のことである。仕方があるまい。今だったら、幼稚園の子供だってピザぐらい知っている。
 その後いろいろなピザを食べてはきたのだが、印象に残っているのは、10年以上前に食べた御殿場のキャンプ富士(米軍の駐屯地)のキャンプ内で販売しているピザ。兎も角でかい。安い。旨い。「米国人はいつもこんなピザを食べているのだ。」と正直驚いた。大きさは三十センチくらいだろうか(正確には何とかインチ)、値段もこれで当時は十ドル(千円)というのだから、ほんとうに驚きであった。
 さて、唐突に何故ピザのことを書いたのかというと、昨日久しぶりに美味しいピザを食べたからである。美味しいというと大げさだ。意外に美味しいピザを食べたというべきなのだろう。御殿場の旧ダイエーの近くに、輸入品なども販売しているちょっと変わった店があって、そこの冷凍ピザを買って食べたら、これが意外とイケたのだ。薄くて小さいピザであるが、グリーンの何か?アスパラか?
この歯ざわりが良く、チーズ自体も旨い。そしてなにより、値段が260円なのである。ブログを見ていただいた御殿場の住民のみなさん。これはお得ですぞ。

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