2015年11月30日月曜日

白い柿の木

写真は「夜の柿の木」
土曜日に秩父宮記念公園に紅葉を観に行った際のものである。
フラッシュを使わずに露出を長くして撮ってみた。
一眼レフではないのでどうしても手ぶれをおこしてしまう。
ただし、その手ぶれが思わぬ面白さを作ることもある。

真ん中やや上に、柿の実があって本当は鮮やかな「柿色」なのだが、その鮮やかさを夜の闇が消してしまっている。

白い柿の木というのも、なかなかオツなのである。

2015年11月29日日曜日

気ぶっせい

朝刊に掲載されている新聞小説、夏目漱石の「門」を読んでいて、気になる言葉を発見した。
「御米(およね・・・主人公宗助の妻)は、小六(主人公の弟)と差し向かいに膳に着くときのこの気ぶっせいな心持ちが、何時になったら消えるだろうと、心の中でひそかに疑った。」

「気ぶっせいな心持ち」とは何だ?
なんとなく感覚的には分かる。
義理の弟と、差し向かいで食事をしている主人公の妻の気持ちなのだから。

そこで国語事典で意味を調べてみる。
事典には極簡単に載っていた。
「気ぶっせい=気づまり」
予想通り、気詰まりな様子である。

形容動詞「気塞い(きぶさい)」の音変化だという。
考えてみれば簡単なことだが、「気ぶっせい」には何か親しみを感じる。



2015年11月28日土曜日

紅葉ライトアップ

夜、(紅葉ライトアップなのだから夜に決まっているのだが)秩父宮記念公園まで紅葉鑑賞に出掛ける。
暗いので確かなことは言えないが、昨年の紅葉に比べると、どうも鮮やかさに欠けるようであった。
ピークを過ぎたのか?
前なのか?
何れにしても色が冴えない。
また、そのせいかどうか人もまばらであった。

もっとも、今夜は、高尾祭という商売繁盛の夜の祭典が旧御殿場の神社で行われているので、そっちかも知れないが。

2015年11月27日金曜日

「写真家の眼/版画家の眼」

午前中で授業が終了したので、前から行こう行こうと思っていた静岡県立美術館まで出掛ける。

展示タイトルは「写真家の眼/版画家の眼」
最初の説明には、こんなことが書かれていた。

「同じ風景を見ても、あるいは同じ物語を読んでも、その印象や感想は人によって異なります。感動のポイントも人それぞれです。作家についても同じことが言えます。すなわち、素材は同じでも、写真家が心魅かれシャッターを押すワンショット、画家や版画家の記憶に残り、画面に描き出す光景も千差万別です。」

なかなか良いことを言っとる。
確かにその通りである。

ここでは「6つのアンソロジー」と称して、「江戸・東海道」
「オリエンタリズム」「ドイツ」「ローマ」「パリ」「神話風景」
と、時代も国も多様な20人の作家の作品が展示されていた。

うーん、狙いは素晴らしいが、何かインパクトに欠けるのだよなあ。
どなたがプロデュースしたのかわからんが、ものがちと足りない。
おそらく、観覧料600円がそれを象徴していると思うのだが、展示作品の収集予算に限界があったのだろうね。








2015年11月26日木曜日

松葉

N西のすぐ近くにある松林の中を歩いていると、落ちた松葉のかたまり。
強い雨によって流され、それが面白い形を作っていたのである。
写真ではチョイト分かりにくいが、このような形がずっと続いていた。

昨日の御殿場地方は雨。
これでは水曜テニスはないだろう、と思いつつも念のため確認。
するとどうだ、沼津の愛鷹はまったく降っていないと。
おやおや、これは急いで支度。

実にバタバタした一日であった。

2015年11月25日水曜日

アメリカンスナイパー

「アメリカンスナイパー」という映画を観る。
去年、話題になったクリント・イーストウッド監督の戦争映画だ。

この映画はイラク戦争に4度にわたって従軍、アメリカ軍史上最多160人以上を射殺した、伝説のスナイパー、クリス・カイルの自伝をを元にして作られた映画である。

残酷な戦場と幸せな家庭の狭間で精神が崩壊していく男の葛藤が主題だ。
反戦映画と言えば反戦映画なのだろうが、クリント・イーストウッドがつくると、どうもひと味違った反戦映画になるようだ。

戦争なんていうものは、もっと人間の醜い部分が描かれるのが当たり前なのであるが、彼の場合「格好良さ」が先行してしまう。

なお、英雄クリス・カイルは皮肉なことに、アメリカ国内で、戦争で精神を病んでしまった男に射殺されるという最後を遂げるのである。

2015年11月24日火曜日

1970.11.25

「報道ステーション」という番組で、「三島由紀夫」についての特集を組んでいた。
そう言えば、明日11月25日は三島由紀夫が45年前に、「切腹事件」を起こした日である。

その日のことは今でもはっきり覚えている。
事件のことを初めて知ったのは、通学途中の電車の中。
私の前に立っていた人が、号外の新聞を読んでいた。
その見出しは、「市ヶ谷の自衛隊に三島由紀夫が押し入り、幹部を人質に立てこもり、さらに切腹をした」というショッキングな見出しであった。

今、当時の映像を見ても、また当時の印象も、それは非常に理解し難く不可解な行動である。
「三島由紀夫の文学的行き詰まり」としか考えられない。
要するに、天才の行き詰まり自殺である。

芥川龍之介は睡眠薬自殺、太宰治は入水自殺、そして三島由紀夫が切腹自殺なのだ。
この三人、いずれも死の直前の作品は難解である。
精神的に病んでいるとしか思えない。

天才というのは、自分の能力が行き詰まることを何よりも恐れるのではなかろうか。
こんなふうに思うのは私だけだろうか。





2015年11月23日月曜日

テロリズム


午前中に、東京の靖国神社でテロのニュース。
ウーン?テロ?

テロとは、
「政治的に対立する個人または集団に対し、その肉体的抹殺をも含めて、組織的暴力を加える行為をいう。実行者が単独であっても、その動機に一定の政治的主張があれば、テロリズムと呼ぶ。」とある。
ここでいう「政治的に対立する個人または集団」に該当するのが「靖国神社」か?
犯人も分かっていないのにテロはおかしい気もするがね。

もっとも、いろいろ調べてみると「テロリズム」の語の正確な定義には、多数の困難が伴っており、100を超える多数の定義が存在しているという。

「テロリズム」の語源はフランス語の「terrorisme」で、1793年から1794年のフランス革命での恐怖政治(La Terrur)に由来していて、これはラテン語「terreo」から派生した語で「恐怖」を意味すのだそうだ。

靖国神社の事件は、トイレに手製の時限装置をつけた爆発物だという。
どのくらいの殺傷能力があったのか分からないが、何だかテロというより「嫌がらせ」の感じがする。
因みに、夜九時のニュースでは「テロ」の文字は消えていた。


2015年11月22日日曜日

瀬戸内寂聴・密着500日

「瀬戸内寂聴・密着500日」というテレビ番組を観た。
93歳の彼女のパワーには恐れ入る。

あの元気の源は一体何なのだろうか。
昨年、骨折、ガンに見舞われたが、なんのその四ヶ月で復帰したのだそうだ。
この密着取材を見て感じたことは、人間思ったことを直ぐに実行に移すことが肝心であるということだ。
例えば、ふっと思いついて、東京で安保法制反対の集会に参加したかと思えば、次は岩手県平泉のかつて自分が勤めていた寺に出掛けて法話をする。
常に自分の強烈な意志を持ち、その意志を実行に移す。
「やりたいことをやる。」これが彼女のパワーの源なのだろう。

寂庵の玄関にかかっていた「狂風」の書が、妙に印象に残った。



2015年11月21日土曜日

気温の上下


土曜講習にて学校まで出掛ける。
三年生もあと少し。
私の土曜講習もあと少し。

このところ気温の上下が激しい。
今日は平年よりも三、四度温度が高いということである。
こんな時は体調を崩しやすい。
受験生気をつけてね。
私も老人なので気をつけることにしよう。

大相撲の北の海理事長が亡くなった。
憎たらしいほど強かった横綱だ。
「憎たらしい」の前置き言葉がつくように、「素人人気のある」横綱ではなかったような気がする。
ただ、今日のニュースで親しかった人達のコメントを聞くと、たいへん人情味のある方だったようだ。

2015年11月20日金曜日

差別とか偏見


今のフランスはなかなか複雑だ。
移民に寛容であり、大勢の移民を認めてきたフランス。
かつてサッカーワールドカップの英雄となったジダンもアルジェリアからの移民であったという。
ところが、今回のテロ事件の犯人が、イスラム系移民だったことにより、イスラム国だけではなく、イスラム系移民全体への不信感が広まりつつあるのだと。
現に、今晩のニュースでは、テロとは何の関係もないイスラム系の女性が、酷い言葉を投げつけられた事実が告げられていた。

いやな感じだなあ。

差別とか偏見というものは、こんなところから始まって行くのだろう。 

2015年11月19日木曜日

焼きチーズタルトⅡ

さて、今日も「濃厚焼きチーズタルト」である。
サークルKサンクスから11月10日に発売されたこのチーズタルト、発売3日間で販売数が100万個を突破したのだという。

私はコンビニの回し者ではないが、このタルト確かに美味い。

コマーシャルに曰く。
「バターの風味豊かなサクサク食感のタルト生地。フランスパンでも使われる小麦粉を独自に配合し、時間がたってもサクサク食感のバタータルトに仕上げました。」

さらに曰く。
「三種のクリームチーズのバランスを何度も試作。濃厚でとろけるチーズの生地にたどり着きました。」
フーン、いろいろ研究しているんだね。

2015年11月18日水曜日

雨じゃ

水曜テニスで沼津まで出掛け、さあやろうと言うときの突然の雨、こんなタイミングもあるものだと、がっかりして帰宅帰宅、ただ帰るのもなんだな、どこかへ立ち寄ろう、そうだそうだとサークルK、今盛んにコマーシャルのチーズタルト、ついでにホット珈琲100円、合計258円の満足満足、これは結構美味いではないかの満足満足、タルトの大きさ適当なのが成功のもと、これならだいぶ売れそう売れそう、コストパフォーマンス抜群抜群、雨がどんどん強くなり、やはり中止は正解正解、ということで本日は終了終了なのです。

2015年11月17日火曜日

フランスは今、戦争状態にある。

フランスのオランド大統領がベルサイユ宮殿において演説を行ったという。
「フランスは今、戦争状態にある。」と。
ずいぶん重たい言葉だ。
フランスは戦時体制に入ろうとしているのか。

先日の同時テロによりフランスの受けたショックは、一体どれほどのものだろう。
また、パリという、世界でも最も有名な街の一つで行われたテロであるだけに、それぞれの国に与える影響は大である。

人種の坩堝と言われたパリ。
人種に寛容であったパリ。
そのパリが移民問題において、揺れ動いている。







2015年11月16日月曜日

世界野球

世界野球プレミア12「負けたら終わりの準々決勝」を観ている。
現在七回の裏で、日本が7対0でリード。
まだ二回を残しているが、今日も圧勝の予感。

日本チームは、何か神懸かり的に勝利しているのだ。
一体これは何なんだろうか。

もっとも、スポーツというものは、いつナンドキ流れが変わるかわからないので、絶対ということはあり得ない。





2015年11月15日日曜日

後醍醐天皇

昨日から今日にかけて雨。
最近珍しく晴れが続いていたので、気持ちの良い雨でもあった。

昨日の二年生の講習で「太平記」を講義する。
昨日、講義した場面は、クーデターの発覚により隠岐島に流された後醍醐天皇の無事帰還を祈って、皇后の三位殿が北野天満宮まで参詣に行く場面であった。
さて、ここで話題の後醍醐天皇、なかなか話題の多い天皇である。

鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけての、第96代天皇にして南朝の初代天皇でもある。
在位途中に二度の廃位と譲位、鎌倉幕府を倒し建武の中興を実施したものの、足利尊氏の離反に遭って、大和吉野へ入り南朝を樹立。
結局、劣勢を覆すことはできず失意の中で亡くなる。

後醍醐天皇、日本のトップの座から島流しまで、まさに波瀾万丈の人生だったようだ。






2015年11月14日土曜日

フランスでテロ

フランスのパリで、テロにより120人以上の市民が殺された。
犯人はイスラムの過激派ということらしい。
おそらく、彼らの理屈から言えば、フランス軍がシリアでおこなった空爆に対する「目には目を」の報復なのだろうが、悲しいことだ。

どんな国でも、どんな宗教でも「人を殺しても良い」などという理不尽はあるまい。

土曜講習のため学校まで出掛ける。
昨日の球技大会で、生徒の疲れも尋常ではなかろうに。
みんなよく頑張っているね。





2015年11月13日金曜日

球技大会

N西では球技大会。
クラス対抗の球技大会を見るのは楽しい。

女子バスケットボールの試合では、普段大人しい生徒が、ボールを持った途端、ドリブルとともに飛燕のようにコートを駆け抜けていった。
クラスメイトに聞くと、彼女は中学生の時に、部活でバスケットボールをやっていたとのこと。
なるほどね。
それで合点がいった。

実に感動的である。
「ハンドルを握ると人が変わる」とはよく言うが、「ボールを握ると、人が変わる」ようであった。

と、ここまで書いたところ
「待てよ、このフレーズは何か記憶があるぞ」
という気がしてきた。
慌てて去年のブログをチェックすると、なんと去年の十一月十四日(金)に、ほとんど同じ内容でブログが書かれていた。
ウワー、こんな調子でいくと、私は毎年毎年女子バスケットを見て、普段大人しい生徒が活躍する場面に感動してしまうのだろうね。






2015年11月12日木曜日

野球とサッカー

パソコンの調子がイマイチである。
反応が鈍く、大変である。
最後までブログが書けるかどうか心配。

野球とサッカーの国際試合あり。

野球の方は、ドミニカに4対2で勝利。
やっと勝てたという按配であった。

一方のサッカーの方は、シンガポールに3対0
こちらは完勝といった按配なのだが、ハリルホッジ監督に言わせると、まだまだ点は取れたとのこと。
まあ、どちらも勝てて目出度いのである。

2015年11月11日水曜日

鍵の紛失

水曜テニスである。
現在、沼津の愛鷹テニスコートがコート修理のため裾野でのテニスとなった。
たまには気分が変わってよいものである。

さて、テニス終了後、程近い「ヘルシー・パーク」という日帰り温泉まで、皆で足を延ばす。
露天風呂などに浸かって良い気分。
と、まあここまでは順調だった。
ところがである。
さあ帰ろうと、Yさんが靴箱の鍵を探したのだが、鍵がない。
何度探してもない。
オオー、これは大変だと、皆で探したのだが、やはりない。
そこで、フロントに申告した。

その時のフロントの対応。
「合鍵で鍵を開けますが、3000円いただきます。」
ガーンである。
ん?
3000円?
鍵屋で合鍵を作ったって1000円はかからないだろう。
なんで3000円?
まあ、鍵を失くした本人に責任があるのは当たり前だが、3000円はベラボウだろう。



2015年11月10日火曜日

そよ風

通勤途中のことである。

沼津光長寺近くの狭い道を走っていると、対向してしてくる大型バスに出会った。
「これはすれ違いができないな。」と思い、バスがこちらに来るのを待つことにした。

待つこと数秒。
と、その時である。
ワタシの車の後ろからワタシの車を追い越していく車があった。
オオー、危ねえ。
もう少しでバスに衝突するところであった。

なんて無茶な運転手。

追い越していった車の横には、次のようにプリントされていた。
「ナントカカントカセンター そよ風」
ン?
これが「そよ風」か?

2015年11月9日月曜日

後ろ倒し


 今晩のニュースにおいて、大学生の就職に関する総理大臣のコメントがあったのだが、チョイト気になる言葉が使われていた。
これは「就職活動の2016年問題」に関するコメントなのだが、就職活動、所謂「就活=企業の選考活動の解禁」を「後ろ倒しにする」というコメントだ。

ん?
「後ろ倒し」
「前倒し」という言葉は、当然以前からあるが、「後ろ倒し」とはね。
これは、「先送り」というべきではないだろうか。

「後ろ倒し」は、勿論、総理大臣の作った言葉ではなく、新聞等でも当たり前のように使用されている。
「前倒し」に対応する言葉として、出てきた言葉であることはマチガイないだろう。
そして、事実を分かりやすくするための言葉だろう。
それは十分理解できるが、それにしても「「後ろ倒し」とはね。




2015年11月8日日曜日

ケニー・バロンのピアノ

久しぶりの雨降りであった。

別に雨降りのせいではないが、今日は「引きこもり」を決め込んで、家からは一歩も外に出なかった。
ちょうどオーディオのチェックがしたかったので都合の良い雨だったのかもしれない。

本日のチェックジャズは、ジョン・コルトレーンとケニー・バロン。
それにしても、ケニー・バロンのピアノというのは、どうしてあんなに美しいのか。
特に高音の単音で弾くところは、気絶してしまうほど美しい。
「次の音には、このあたりの音がほしいな」の希望に見事に応えてくれるのだ。

おおー、これで今晩はぐっすり眠れるね。

2015年11月7日土曜日

札幌という街

「札幌の街が何故短期間で発展したのか。」という疑問について、NHKの番組「ブラタモリ」で説明をしていた。

札幌は人口200万の大都市と言われている。
そして、まったく人の住んでいない原野から、その200万人に達するまで、150年程度しかかかっていないのだ。
日本には、人口200万人の大都市がいくつかあるが、このような短期間で大都市が形成されたのは奇跡に近いのである。

番組では、この理由を大きく二つの点で説明していた。

ひとつは、もともと湿地帯であった土地を見事に農地に変えた点である。
泥炭層といわれる扱いにくい土地を、土管を利用した排水装置で、農業の可能な土地に変えたのだ。
農業が可能になれば、そこには自然と人が集まる。

そして、もう一つは、札幌と言う街が外に延びていったのではなく、札幌の周りの街を統合していったからであると。

うーん、そうか。
毎年毎年、札幌を訪れているが、初めて知ったね。

2015年11月6日金曜日

太陽にレンズを向けると

太陽にレンズを向けると、普段見えないものが見えてくる。
例えば蜘蛛の巣。
上からの光に、蜘蛛の巣が浮かび上がる。
それが結構面白い。

そして花びら。
透けた花びら。
花びらの色の変化。

そもそも、太陽にレンズを向けるなんぞはキチガイ沙汰だ。
逆光となって、写真なぞ撮れはしない。
しかし、
しかし、である。

太陽とレンズの間に、何かが入るとコレガ面白い映像となる。

世の中なんていうのもコレかもしれない。
まともに見ることができないものも、間に何かを入れることにより、かえって面白いものが見えるのかもしれない。




2015年11月5日木曜日

偽装

今日のニュースで、秋田の肥料メーカーが成分偽装をしていたことを告げていた。
マンションのくい打ちに関するデータ偽装の事件があったばかりなのに、「またか」のニュースである。

これは、ニッポン総偽装化のイントロダクションなのかもしれないね。
一体、何のための偽装なのか?
利益を上げるためなのか?

こんなことでは、例の他の国の「パクリ疑惑」を非難することなどでやしないのではないか。


2015年11月4日水曜日

珈琲の効能

NHKの「ためしてガッテン」という番組で「珈琲」が「血管に良いこと」を説明していた。

実は、珈琲に含まれている「フェルラ酸」という成分には、血管を柔らかく保つ効果があるのだという。

つまりこうである。
血管には、コレステロールを食べてくれる「マクロファージ」という物質があるのだが、「マクロファージ」は、コレステロールを食べ過ぎると死んでしまう。
そして、それが動脈硬化の原因になる。

しかし、珈琲を飲むと、珈琲に含まれる「フェルラ酸」が「マクロファージ」を復活させるのだと。
そして再び、コレステロールを食べるようになり、血管を健康に保ってくれるということである。

珈琲を飲まない人の動脈硬化リスクを100とすると、一日三、四杯飲む人のリスクは、60程度に減るそうだ。

うーん、明日も張りきって珈琲を飲むことにしよう。

2015年11月3日火曜日

セシル・マクビー商標事件

セシル・マクビーというジャズ・ベーシストがいる。
先週の金曜日に「山下洋輔トリオ」のベーシストとしてコンサートに登場、間近で見ることができた。
1935年生まれというから、現在80歳である。
それはそれは元気にベースを弾いていた。

ところで、セシル・マクビーと言えば、普通
若い女性向けのファッションブランド(先日、N西の女性徒にセシル・マクビーを質問したら、即座にアパレルメーカーの認識で回答した。)であり、まさか有名なジャズ・べーシストとは、皆、思っていない。

このセシル・マクビー、かつて「セシルマクビー商標事件」というのがあった。
ベーシスト、セシル・マクビーがファッションブランド、セシルマクビーを、同名での商標権の無効を求めて起こした審判請求事件だ。

結局、この訴えは棄却されてしまったが、裁判所の見解がどうも納得がいかない。

まず
①セシル・マクビーは本名ではない。
彼の本名は「セシル・リロイ・マクビー」とミドルネームが入っている。
つまり、セシル・マクビーは略称である。
次に
②セシル・マクビーという略称は、ジャズの世界では有名かもしれないが、それを超えて著名とは言えない。

うーん、ミドルネームでケチをつけるとは。
 


2015年11月2日月曜日

おおー、情けない。

一昨日、沼津での同窓会を終えて沼津駅から御殿場線の電車に乗った。
多少お酒が入っていたので、途中で気持ちよくなり、ウトウトしてきた。
まあ、ここまではよくあることなのだが、その後がいけない。
ふと、目覚めると口の中に違和感。

そう言えば、電車に乗った時に口にしたのど飴。

おおー、情けない。
ワタシはそののど飴が全部とける前に寝てしまったのである。

これでは完全にジジイだ。



2015年11月1日日曜日

ラグビーワールドカップ


ラグビーのワールドカップ決勝戦は、ニュージーランドがオーストラリアを破り、前回に続いての連続優勝で幕を閉じた。

後半の途中までは、どちらが勝ってもおかしくない展開だった。
試合を決定づけたのは、ニュージーランドのスタンドオフ、ダン・カーターのドロップ・ゴール。
テレビの解説者も思わずうなったゴールである。
あのタイミングでまさかのドロップ・ゴールをするとは。

やはり、世界最高レベルの試合はすごいなあ。