2012年5月3日木曜日

ジャニス・ジョップリン

かつてジャニス・ジョップリンという米国の女性シンガーがいた。(ジャンルはブルースロックだとかブルースソウルとでもいうのだろうか。)今日は、突然このジャニスの歌が聴きたくなって、CDプレーヤーをまわしてみた。
 私が学生の時であるので、今から四十年以上も昔のことになるが、このジャニスの「パール」というアルバムが出た。このアルバムは曰く付きのもので、彼女はアルバム制作中に亡くなってしまったのである。飲酒癖があり、さらに薬物中毒者であった彼女が、誤って致死量の麻薬を服用してしまったのだ。ジャニス・ジョップリン27歳の時である。
 小さいころから、他人とのコミュニケーションが苦手であったジャニスが、薬に頼るのはわからないでもない。亡くなる前から破滅に向かってひたすら走っているような雰囲気もあった。そのしゃがれ声は酒と薬によるものであろう。でも、でもである。彼女の歌を聴いていると、何だか不思議な清々しさが感じられるのだ。まったく対極にある言葉のようだが、実に不思議だ。

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