2014年3月4日火曜日

「フォト2人展」総括



「芹沢光治良記念館 」での「フォト2人展」、まだ総括ができていなかったのでここで少々。

「沼津仲見世マルサン書店」から一週間後の「フォト2人展」であった。
したがって、展示すること自体、それほど苦労はなかったのであるが、今回は、その時期が自然に呪われてしまった。
なんと
三十年に一度の「異常気象(記録的な大雪)」にに当たってしまったのである。



しかも、オープニング。
実はマルサン書店の「フォト展」の方も、雪にやられてしまったのであるが、「記念館」の方は、壊滅的な態であった。
オープニングの来場者は確か二、三人であったような気がする。
それはそうだ。
御殿場線は不通。
東海道線もダイヤが乱れ、東名高速や国道246号線も通行できない状況なのだ。
まさかこんなことになるとは、思っていなかった。

作品は2人とも去年より、確実に

ステップアップしている、とは思うのだが、それを良いににしろ、悪いにしろ評価してもらえないのは、本当に歯がゆい気持ちであった。

それはそうとして、こんな悪条件にもかかわらず、来場していただいた方には、心から感謝、感謝である。

「記念館」の私の展示の中心は、「コスモス」であった。
去年の展示も「コスモス」であったのだが、今年は「コスモス」の後ろにある「空」、これをいっそう意識した。

「青い空」である。
「青」については、自分の「青」についての
思い入れを文章にして展示してみた。(下段に同じものを表記)



「記念館」の職員の方たちも、心温かい人ばかりで、終了に近づくにつれて、「まだ終わりたくない感」でいっぱいになった次第。

結局、2014年「フォト2人展」は「大雪」によって、とんでもない状況になってしまったが、「来年もまた」という気持ちが、「沸々と」沸き起こってきたところをみると、まあまあ成功したのではなかろうか。



「青」が好きな理由

私は「青」が好きだ。
「青」というのは、実に曖昧な色である。信号の色などは、どう考えても「緑」なのに、「青信号」と言う。「空色」も「青」であり、「水色」も「青」である。「青」自体がいろいろなパターンを持っているのが曖昧さの原因なのだろう。
また英語でも「ブルー」という「青」を示す単語は、曖昧な言葉である。英語の辞書を引いてみると、「陰気な」の次に「インテリ」の意味があり、その次には「厳格な(道徳的に)」があって、さらにその次には「猥褻な」の意味があるのである。これは偶然か?もうわけがわからなくなってくる。

「青」が好きになったのは、きっとこの曖昧さが、「いい加減な性格」を自認する私に、フィットしたのであろう。

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