2014年3月31日月曜日

インプロビゼーション

タモリの「笑っていいとも」が終了した。
この番組のゲストを招いての「テレホン・ショッキング」というトーク部分は面白く、見るチャンスがある時はよく見ていた。

何日か前の「テレホン・ショッキング」、福山雅治がゲストの時に「ブルース」を即興でやろうということになり、2人でブルースが始まった。
まあ、タモリ流のブルースでしかないのだが、なかなか雰囲気は出ていた。タモリというタレントは本当に器用である。

さて、彼らはそこで「即興」を行なったのであるが、「即興」とは何だろう。
ウィキペディアによると、英語では「インプロビゼーション」。
型にとらわれず自由に思うままに作り上げる、作り上げていく動きや演奏、またその手法のこと。アドリブともいう。
ただし、インプロビゼーションとアドリブを厳密に区別する人もいる。
一般には、音楽・ダンス・演劇の世界において使用される語、とある。

要は、形よりも感覚を優先する演技・演奏のことだ。

ところで、ジャズにおいての「インプロビゼーション」は、まったく無規則に演奏するのではなく、原曲のコード進行、またはそこから音楽理論的に展開可能なコードに基づいて行なわれる。
従って演奏の際には、前提としてコード理論に関する知識が必要であり、さらに原曲のコード進行を知っていなければならないのである。

うーん、なかなかだぞ。






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