2013年3月8日金曜日

ペン習字について

ここ何日か国公立大学の合格発表日が続いている。
今日も、何人かの卒業生が嬉しい知らせをくれた。
おめでとう。
よくがんばったね。

 さて、最近のテレビ番組において(何度も言うが私はテレビが好きだ)、やや気になることがある。
それは、漢字の書き順であるとかペン習字といった文字に関する番組が、やけに増えてきたことだ。
 なかでも、私にとってペン習字というのは実に不思議なものであって、いかにマネをするかを練習し、お手本そっくりに書くことが良いとされる、極めて非個性的な学問?である。そこでは個性的な字は排除されてしまい、先生からはケチョンケチョンに貶される。
一体何なのだろう。
文字というのは所詮記号である。
記号に上手い下手もあるまい。
英語にもフランス語にもペン習字なるものはあるのか?
上手い下手とか言うのだろうか。
書道というのなら、それはまた別の話だ。
文字を芸術として見ているから。

何か変な世の中になってきたような気がする。
 

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