2013年3月4日月曜日

上巳(じょうし)

 昨日に続いて雛の顔。
光線、角度によって顔が変わってくる、上の写真は意志が強そうであり、また自分の言動にはしっかり責任を持つ、というような顔をしている。
また、逆に下の顔はちょっと照れた恥ずかしそうな顔をしている。
やはり日本の職人のもっている技術というのは、素晴らしいの一言に尽きる。

 ところで、三月三日は「桃の節句」というが、正確には「上巳(じょうし)=上旬の巳の日」だという。
節句は一年に五回あって、「人日(一月七日)」「上巳(三月三日」「端午(五月五日)」「七夕(七月七日)」「重陽(九月九日)」の五節句である。

(なんだか古典の先生みたいなことを言うね。)

 


この三月三日
本当だったら国民の休日になっても良さそうなのに、そうならないのは、不思議と言えば不思議である。
何故なら「端午の節句(5月5日)」が国民の休日だからである。
この休日が設定された時代が、男女均等でなかった時代であるからなのだろうが、理由は明確にはなっていない。ただ逃げ口上としては、五月五日は端午の節句としての休日ではなくて、「子供の日」である、ということなのだそうだ。

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