2016年3月23日水曜日

モレンベーク

ベルギーのブリュッセルで爆弾テロ。
犯人は例によってイスラム国のようだ。
今回のニュースを見ていてベルギーという国の複雑さを垣間見たような気もする。

ベルギーの首都ブリュッセルにはモレンベーク地区という特殊な地区がある。
これは19の自治体の一つで、約6キロ平方メートルの狭い場所に9万人以上が住んでおり、他の地区と比べても人口密度が高い。
フランスのパリまでは、高速鉄道を使えばおよそ一時間半、車でも三時間だという。

さて、ここには中東や北アフリカのモロッコからやってきた数多くの移民が住んでおり、モレンベークの人口のほとんどが移民やその子孫である。
そしてその9割近くがイスラム教徒なのだそうだ。
若者の失業率は40パーセント近くにものぼり、ベルギー内で最も貧しい地区であり、ソ連やユーゴスラビアから仕入れてきた武器を密売する闇市場が存在している。

今回のテロも以前のパリでのテロも、犯人はこの地区と無関係ではない。

立地条件・宗教・移民・貧困。
島国であるところの我々日本人にはなかなか理解出来ない事情なんだろうね。


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