2014年6月18日水曜日

花山院

「大鏡」という古典に登場する人物には個性的な人物が多い。
現在行なっている授業の中にも「花山院」なる人物が出てくるのであるが、この花山院、登場する場面で、だいぶ趣きが変わってくる。

生徒たちが、以前学習したのは「花山院の出家」というやつで、そこでの「花山院」は、気が弱そうであり、黒幕「藤原兼家」の謀略により天皇の地位を下り、出家させられてしまうのである。

ところが、今回の「道長の豪胆」では、気弱さというよりも、道長たち三兄弟に肝試しの「無茶振り」を強要する、ちょっと変わった天皇として描かれるのである。
「大鏡」に記載されている世人の花山院に対する評価は、「内劣りの外めでた(私生活はおさあまらなかったが、政務はよくおさまった)」ということであるそうだが。

まあ、人間などというものは、すべからく多面性を持っているのでしょうがね。



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