2013年5月10日金曜日

デュアン・オールマン

デュアン・オールマンというギタリストがいた。
「いた」というのは、1971年、その絶頂期にバイクで事故死をしてしまったのだ。
彼は、オールマンブラザース・バンドというブルース、ロックバンドを率いていた人物で、一つのコードで一時間以上もソロを弾き、聴く者を厭きさせなかったそうだ。
その独特なギター奏法には、あのエリック・クラプトンも注目しており、クラプトンのバンドにも誘われていた。実際「いとしのレイラ」というクラプトンの曲には、ギタリストとして参加しているという。

何故、突然デュアン・オールマンかというと、今日はどうしてもマイルス・デービスのアルバム「カインド・オブ・ブルー」が聴きたくなった。そこでCDを聴いてみると、そのクレジットに、彼の言葉が書かれていたからである。

「カインド・オブ・ブルー」と言えば、ジャズの歴史的名盤だ。
その中でデュアンは言う。
「私のプレーの原点になっているのが、『カインド・オブ・ブルー』のマイルスやコルトレーンのソロなんだ。」

おおーそうか。そういうことなのか。
妙に納得してしまう私であった。




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