2020年10月30日金曜日

ハラスメント

今日の夕刊に、タレント清水ミチコのコラムが載っていたのだが、これがなかなか面白かった。

記事の気になる部分を要約すると、およそ、こんなことではなかろうか。

数年前から「なんちゃらハラスメント」という言葉よく聞くようになった。セクハラに始まってパワハラ、マタハラなど。ここ最近は「ロジカル・ハラスメント」、「ロジハラ」が注目を集めている。正論や正義を振りかざすことで、相手を追い詰めてしまうことである。このように何でも「ハラスメント」を多発してしまうと、「ハラスメント・ハラスメント」略して「ハラハラ」なるものもできそうではないか。

そもそも「ハラスメント」とは、嫌がらせ、いじめのことだという。また、他者に対して不快な気持ちにさせることや、実質的な損害を与える行為の一般的な総称であるとも。そしてそこには「相手が不快に思えばハラスメント」なる記述もみられた。

しかしながら、実は、この「相手が不快に思えばハラスメント」という誤った理解が、かえってハラスメント問題の解決を遠ざける原因になっているし、ハラスメントが相手の主観のみを基準とするものではないことをより明確に打ち出すべきだという意見もある。

うーん、何だか難しくなってきたぞ。


 

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