2018年10月19日金曜日

「シーン」

静かなことを「シーン」というのは何故か?
今日の「チコちゃんに叱られる」の問題である。
答えは、実際に「シーン」という音がしているから、であった。

耳の中には細胞があって、その細胞が振動をしている。
人間の耳は、外から入ってくる音の振動を、鼓膜で感じ取る。その鼓膜の振動は、耳小骨(じしょうこつ)と呼ばれる部分で増幅され、耳の奥の内耳に送られる。
その内耳には蝸牛(かぎゅう)という器官があり、そこで振動が電気信号に変換され、脳に送られる。
その際、重要な鍵を握るのが、“外有毛細胞”なのだそうだ。
外有毛細胞とは、音に合わせて伸縮し、振動を増幅させる細胞、まるで踊るかのように動くことから、別名“ダンス細胞”と呼ばれることもあるのだとか。

つまり、「シーン」は、この外有毛細胞の振動している音ということである。

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