2017年10月10日火曜日

「横顔の美しいジャズ」

「横顔の美しいジャズ」(昭和五年作)

この句はワタシがどうしても入れたかった句である。
個人の写真ゆえブログ上で表現することは出来ないが、日本の古典的な美人とでも言うのだろうか、実に写真映えのする顔立ちである。
まさに「横顔の美しい」がピッタリなのだ。

さて、実はこの句、去年も提示したのであるが、書の方で拒否されてしまった。
おそらく、書には不向きなフレーズであるし、書担当のSさんが「大のジャズ嫌い」なのもその原因である。
無理は分かっていたのだが、ワタシは諦めきれず、今年も断られるのを承知で提示した。
するとどうだろう。
今年はオーケーがでたのである。
きっと、Sさんの頭の中にはひとつのプランがあったのであろう。

で、右の書となる。
黒く塗られた背景の中に白とピンク。
しかもジャズはアルファベットである。
彼の頭の中では、オシャレなジャズバーが浮かんだと言う。

この作品、我々の自信の一品となったのである。






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