2017年8月20日日曜日

F高クラス会

ワタシが富士市のF高校に勤務していた時の生徒が、クラス会を企画してくれ、昨日はそのクラス会の当日であった。
彼らと別れたのは、三十三年前である。

当時のF高は、文系も理系も同じクラスで、しかも二年、三年とメンバーの入れ替わりがないという、今ではなかなか、お目にかかれないシステムであった。
従って、否が応でも二年間、一緒に顔を突き合わせていなければならない。
(もっとも、N東高の理数科では一年から三年まで、メンバーが変わらず、担任、副担任も変わらなかったということがあったので、付き合う長さで言えばこちらの方が長い。)

ただ、特筆すべきはF高の場合は文理が一緒であるということなのだ。
理数科は云わば、目標をほぼ同じくする同志であるが、文理となると、その目標はかなり異なっている。
(このような混在は、効率がよくないと見え、現在のF高ははっきり分かれているようだ。)効率はよくないが、この異なっていることが、今となっては実に面白いクラスを作った要因であると考えられる。

さて、ほとんどの生徒が久しぶり(三十年以上の月日)の再会であったにもかかわらず、顔を合わせた瞬間に、昔のことがヨミガエッタ。
あんな事件、こんな事件、修学旅行、球技大会、懐かしい、実に懐かしい。

最後に彼ら(五十二歳?)が色紙にメセージを書いてワタシに渡してくれたのであるが、「十八歳の頃は分からなかった事が、後で分かるようになってきました。」
この言葉がすべてを物語っているようであった。

三年C組の男の子・女の子、モトへ、紳士・淑女諸君、昨日は本当にありがとう。





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