2016年8月22日月曜日

「考えるな、感じろ」と「感覚にたよるな」

 朝、新聞を読んでいて、気になる記事が二つあった。

ひとつめは、ブルース・リー、言わずと知れたカンフースターであるが、そのブルース・リーの代表作「燃えよドラゴン」の中の台詞についての記事である。
弟子に武道の極意を場面での台詞。
「考えるな、感じろ」。つまり、「物事を深く考えすぎると行きずまり、自由な発想が生まれてこない、全身の感覚を研ぎ澄ませることが大事である。」ということらしい。
芸術なども同様だろう。

そして、もうひとつが「最多メダル咲いた改革」という、今回のリオ・オリンピックに関連した記事である。
リオ・オリンピックでの柔道選手好成績の要因にはータ主義の徹底が挙げられるということだ。
「感覚に頼るな」。
男子柔道の監督の口癖であるそうだ。
実際、柔道競技初日に日本のコーチ陣は、審判がいつもより「指導」をとらないことを分析。
ひとつめの「指導」が勝負を分ける可能性が高まることに気づき、積極的な攻めを促したということである。

「考えるな、感じろ」。ブルース・リー
「感覚に頼るな」。井上康生
両方とも今朝の新聞の記事である。



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