2015年9月19日土曜日

「寿昌」という筆

晴峰三種.jpg「寿昌(じゅしょう)」
最初は何の事かさっぱりわからなかった。
相棒の書道教師Sさんが、他の書道家と話をしていて盛んに出てきた言葉である。
気になったので早速彼に聞いてみた。
すると、「寿昌」とは、超高級筆のことが分かった。
山羊の毛で作る筆である。
安いものでも七万円から八万円、高いものになると、二十万円から三十万円もするという。
値段がすべてではなかろうが、凄い筆だ。
いや、だと思う。

何でも、初めてこの筆を持った人間は、心が震えるのだそうだ。
震えてまともに字が書けなくなるのだと。
そして、この筆を使いこなすようになると、まるで神の啓示があったように勝手に手が動きだすのだと。

妖刀という刀があるが、これは妖筆ですな。

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