2015年4月30日木曜日

「夏目漱石、読んじゃえば」

面白そうな本の紹介があった。

奥泉光「夏目漱石、読んじゃえば?」
言わずと知れた文豪「夏目漱石」をどう読むか、というのがそのウリなんだろうが、なかなか視点が面白い。

最終ページでは、百年後の現在、自分の作品が広く読み継がれていることを知った漱石が言う。
「読み継がれるのはいいんだけれど、文豪とか純文学とか、教科書に載ってるとか、なんだか小難しいイメージなんだって?小難しく読みたい奴にゃ勝手に読ませときゃいいがね。」
さらに漱石は百年後の小説家(奥泉光)に尋ねる。
「きみは僕の作品をどう読むんだい?」

「夏目漱石、読んじゃえば?」は、このような問いに、著者の奥泉光が答えたものなのである。
例えば、奥泉は言う。
「坊っちゃんがキレる若者だとすれば、三四郎はシャイな草食系男子だ。」

うーん、そうか、そうきたかである。
N西の図書館も購入するよう、働きかけてみよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿