2015年4月25日土曜日

バッテラ

ひさしぶりに「晴れたぞ」と思っていたのもつかの間、夕方ちかくには「雨ざあざあ」であった。

何の番組だったか忘れたが、バッテラ(しめ鯖の押し寿司)の語源は、ポルトガル語で小船を意味する「bateira(バッテイラ)」だと説明していた。
明治26年頃、大阪順慶町の寿司屋がコノシロの片身を寿司にのせた形が、小船に似ていたため「バッテラ」と名づけられた。
これが鯖寿司に応用され、次第にしめ鯖の押し寿司を「バッテラ」というようになったのだそうだ。

ところで「バッテラ」と同じように、ポルトガル語が日本語の中に入ってきた例は結構あって、おなじみの「タバコ」の他、「ミイラ」「オルガン」「ボタン」「キャラメル」と、随分日本語に馴染んでいるようだ。
そうそう、「雨合羽」の「かっぱ」もポルトガル語なんだって。


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