2013年7月16日火曜日

西施捧心

昨日の続きで、「西施」のことについてもう少し書いてみたい。
「西施」は中国の春秋時代の女性と言われており、中国四大美人の一人(楊貴妃もその一人)だとも。

「西施」に関しては、「西施捧心」の四字熟語もある。
これは、「西施、心(むね)を捧(ささ)ぐ。」と読む。

意味は、絶世の美女である西施が病気になり、病む胸を手で押さえ、眉をひそめて歩いていた。その姿の美しさに人々が見とれたのを見て、村の醜い女が自分も同じことをすれば美しく見えると思い、同様にやってみたところ、人々はいっせいに逃げ出してしまった。
つまり、「同じ行いでも、人や場合によって差が生まれる。」ということである。

なんでもマネすればいいってものではないのだ。



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