2019年10月22日火曜日

つきづきし(形容詞)

新天皇の「即位礼正殿の儀」ということで、公共機関は祝日となった。

写真展、本日もご来場有難うございました。
N西の同僚だったF先生、卒業生のSさん、Nさん、さらにG南の同僚だったT先生、遠いところ恐れ入ります。

さて、今日のお題は「つきづきし」である。
送電線と鉄塔は昔からワタシの大好物だ。



「つきづきし(形容詞)」  

その場の様子にぴったり適合・調和している様子





○ いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。             (枕草子 一段)

ひどく寒い早朝に、火などを急いでおこして、(廊下などを)炭火を持って移動するのも(冬の朝に)とても似つかわしい。   





○○し」と同じ要素が二つ重なる形容詞は「とても〇」というニュアンス、「つき」は「付き」であり、「とてもくっ付いている」=「フィットしている」となる。



ワタシだけの「勝手な思い込み」であるが、「鉄塔」と「送電線」の、この二つフォルムは、実にフィットしている。

空に浮かんだ「鉄塔」と「送電線」は、直線と直線が単数と複数で絡み合っているのである。

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