2016年4月28日木曜日

駐屯

現在、漢文の授業では「孔明臥竜」という三国志の話を扱っている。

その中には、「屯」を「たむろ」と読む箇所が出てくるのであるが、これがなかなか読むことができない。
確かに「先主屯新野」を「先主、新野に屯(たむろ)す。」は難しい読みだ。

意味は、「先主(劉備)が新野(河南省の土地の名)に駐屯していた。」であるが、生徒にしてみれば、「屯」から「駐屯」の熟語を導きだすのがやっかいなのであろう。
生徒には「駐屯」の語イメージが湧かないのだ。
ただし、御殿場から通学している生徒に質問すると、これはすぐに理解できた。
勿論、自衛隊の駐屯地がいくつか存在しているからだ。
やはり、土地柄ですかね。

なお、駐屯の「駐」は「とどまる」読む。
「駐屯」とは「とどまって、たむろするこ」となのだ。




0 件のコメント:

コメントを投稿