2016年2月19日金曜日

「近代」

N西では三年生の登校日。

三年生の顔を見るのは久しぶりである。
学年の集会があったのだが、どうも生徒よりも教員の方が思い入れが強いようで、卒業式には一体どうなることかと、多少心配に思われた。
今の三年生は幸せだ。
こんなに生徒を愛している教員に囲まれて。

よく分からない言葉に「近代」という言葉がある。
辞書を引くと「近代」とは「現代に近い時代」とある。
では「現代」とは何かと辞書を引くと、「われわれが現に今、生きている時代」とある。さらに「第一次世界大戦、第二次世界大戦以後」ともある。
これを整理すると「近代」とは明治時代から世界大戦の前までの時代であり、大戦後から現在までが「現代」ということになる。

では、「近代的な建物」とは「明治・大正時代のような建物」ということになるのか。
ワタシが学校で教えている「現代文」の中に、明治の文豪、森鴎外や夏目漱石の作品が登場してくるのは、「現代文」だから本当は入れないほうが良いのか。

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