2013年1月13日日曜日

富士山

富士山を撮ることは私自身、きわめて恥ずかしい気がする。この恥ずかしさは、一体なんだろうか。
あまりにも正々堂々としているからか?
昔から自分自身、「正々堂々として、これっぽっちも後ろめたさが感じられない」といったタイプの人間は苦手であった。
それよりも、「なにかありそうだなこの人は」というほうが親近感が持てたのである。



自宅から撮影した富士山である。
今日の富士山は一日中、姿を現していた。
こんなことは珍しいことである。
我が家からの富士山は、家の左側の窓から撮ると富士山の右側が隠れる。
また右側の窓から撮ると左側が隠れるのである。
上手くいかないものだと、思っていたが、よく考えてみると、すべてが見えないほうが魅力があるのかも知れない。
人間もこれと同じ。
すべてが見えない人間のほうが、なんとなく魅力があるような気がする。

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