2019年11月1日金曜日

ファンキー

T高校の一年生授業で、少々古いジャケットを着ていったワタシは、「オレはこれからファンキー・ジジイを目指す」と言ったところ、一瞬の沈黙のあとにドッと笑いが起きた。
これは「ファンキー」の語が受けたのだと思うが、「ファンキー」の正確な意味は、ワタシも生徒も正しくは認識していなかったようだ。

では「ファンキー」とは何だ。

いろいろ調べてみると、日本語の「ファンキー」の意味は、「ど派手な」「独創的な」「型破りな」「イカした」「カッコいい」などがあるようだ。
「funky」は「funk」を形容詞の形にしたもので、 「funk」は元々「悪臭」という意味であるという。
「funk」という単語は1620年に初めて英語で使われているが、語源はラテン語の「fumigare」(たばこを吸うの意)である。
「funky」は「funk」を形容詞の形にしたものだという。

ところで、ワタシの好きなジャズにも「ファンキー」の語は存在する。
ジャズにおける「ファンキー」とは、ハードバップの中で、黒人的な雰囲気の強いスタイルの演奏を指す言葉。
基本的にコード分解によって得られた音符を旋律的に再構成したフレーズとして組み立てて演奏を行うが、その大元のコードをペンタトニックにしたり、旋律を組み立てる上で「黒人音楽的」なメロディーラインなどを意図し、黒人音楽的な曲調を得ようと意図したもの。

うーん、奥が深いぞ。

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