2018年4月18日水曜日

ワイプで抜く

テレビを見ていると、「ワイプで抜く」という言葉が出てきた。
タレントどうしが、当たり前ののように使っていたのであるが、ワタシのようなジジイには、この言葉の意味がよく分からなかった。

これは放送用語のひとつなんだろうが、テレビの画面の斜め上あたりに、小窓をつけてその画面を見ている人物を写し出すことである。
つまり「ワイプ」とは、小窓のことなんでしょうかね。

もともとは、映像技術において、新たな画面を差し込むことで拭き取る(ワイプ)ように元の映像を消していく画面切り替えの方法だという。
そうか、ワイパーのワイプか。

画面の右から左に移動するように次の映像が入ってきたり、画面の片隅から広がるように次の映像に切り替わったりなど、複数のパターンがある。
さらに、それが転じて、メイン画面の一部分に小窓のような別画面を設けて映像を表示する演出方法もワイプと呼ばれるということである。

後者はテレビにおいて、メイン画面で中継先の映像を映し、小窓でスタジオの出演者の様子を映す、といった使われ方をし、バラエティー番組や情報番組で定着している。

ふーん、言われてみれば納得できますわな。


                       



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