2013年8月24日土曜日

夢は夜ひらく

往年の演歌歌手、藤圭子が、自殺?という形で亡くなってしまった。
同世代の歌手であり、ちょうど私の大学受験期に登場してきた歌手でもあったので、印象は極めて強い。

当時は、「若い女の子なのに、ずいぶんドスのきいた声であり、あまり笑わない歌手だなあ。」などと思っていた。
実際、彼女が歌っていた「夢は夜ひらく」という歌の歌詞には、「十五(じゅうご)、十六(じゅうろく)、十七(じゅうしち)と、私の人生暗かった」という、ところがあり、強いインパクトを与えたものだ。
もともと、この歌詞は、東京の練馬少年鑑別所で唄われていた歌詞を曾根幸明という人が採譜・補作したものだというから、強いインパクトは当たり前なのかもしれない。
しかしながら、「夢は夜ひらく」とは、なかなか奥の深い言葉だ。
「花は昼ひらくが、夢は夜ひらく」とでもいうことだろうか。

ユーチューブで藤圭子の歌を検索していると、娘の宇多田ヒカルがコーラスで参加している「冷たい月ー泣かないで」という歌を発見した。
これが、これがなかなか良いのです。
是非、聴いてみてくださいな。

何でも作家の五木寛之は、藤圭子の歌う歌は、演歌ではなくて「怨歌」であると言ったそうだ。一体、何に対しての「怨」なのであろう。


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