2012年2月15日水曜日

ブルースの話

さて、ブルースの話であるが、(ブルースというのは歌の形式である。)その特徴はブルーノートと呼ばれる特有の音使いであって、3音(ミ)と7音(シ)を半音下げ、けだるく、もの悲しげな雰囲気を醸し出すのが特徴とされる。元々は、アメリカ大陸に連れてこられたアフリカの黒人たちが、いつのまにか作り出した音楽なのである。従ってこれは暗い、暗いのは当たり前なのだが、この音楽がいつのまにかジャズというものに変化して明るくなってしまう。例えば、デキシーランドジャズというのがあり、これは実ににぎやかである。(「聖者の行進」を思い浮かべると良い。)明と暗の両方を備えたのがブルースなのかもしれない。そういえば「、ブルー」という単語自体も、英語の辞書を引いてみると、これが結構面白い。「陰気な」の次に「インテリ」の意味があり、その次には「厳格な(道徳的に)」があって、さらにその次には「猥褻な」の意味があるのである。これは偶然か?もうわけがわからなくなってくる。さらに、また次に続く。

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