2021年9月19日日曜日

ハギ

昨日の朝刊のコラムに次のような文章があった。

ヒガンバナのように「私の立ち姿を見て」と訴えかけてもこないし、キンモクセイのように「この香りを楽しんで」と主張するでもない。静かに、秋を告げる。それがハギである。

しかし、万葉の昔には、人々の視線を釘付けにする花だったようだ。

万葉集で最も多く歌われている植物がハギで、140首を上回る。「秋風は涼しくなりぬ 馬並めていざ野に行かな萩の花見に」。

詠み人知らずの歌にあるのは、連れ立って馬に乗り、ハギを見に行く楽し気な様子だ。花見と言えばサクラではなく、ハギかウメだった。

左の写真は先日「平和公園」で撮ったハギである。確かにこの花は「静かに、秋を告げる」花である。



 

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