2020年4月30日木曜日

コンファメーション


ジャズピアニスト、トミー・フラナガンのトリオアルバムに「コンファメーション」というアルバム(アルバムの中には当然「コンファメーション」なる曲もある)がある。
今日は久しぶりにこのアルバムを聴いてみた。

「コンファメーション(Confirmation )」とは(英語教師でもないワタシがエラそうに言うのも何だが)原題の意味は「(信仰の)確認」「堅信礼」らしい。
 堅信礼とは、ユダヤ教あるいはキリスト教の正教会やカトリックなどで行われる儀式である。
幼児洗礼を受けた者が成人してその信仰を告白して教会員となる儀式。
ユダヤ教では教徒としてユダヤ人社会への責任を果たすことを明らかにする儀式とされている。
 
ジャズの曲名としてはチョイト変わっているが、その由来は不明だという。
ジャズの曲の場合、タイトルがあまり意味を持たず(イヤイヤほとんどが意味を持っていないのかもしれぬ)、いわばほかの曲と区別するためにつけられていることが多いので、「コンファメーション」というタイトルもそういう性格を持っているのかもしれない。

またこの曲は、かのチャーリー・パーカー作曲であり、ジャズの演奏をめざす者にとって、基本の「き」だとも言われているらしい。
従って、結果的には「確認」の意味の「コンファメーション」でフィットするのでしょうね。

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