2018年2月9日金曜日

日本の妙なメタボ基準



週刊誌に次のような見出しの記事があった。
「メタボ上等・『お太りさまこそ』健康」

「ちょっとメタボ気味で、小太りの人が一番死亡率は低い、むしろ痩せると、がんや呼吸器(肺炎)、心疾患(心筋梗塞など)の死亡率が高くなる。特にがん細胞はエネルギーを消費するので、栄養状態が悪く、痩せている人は早く体力が奪われる。がんに対する抵抗力は、小太りの人のほうがある。」

「WHOの基準ではBMI30以上から肥満となる。例えば身長170センチの人ならWHOの基準でいくと、86.7キロ以上になるが、日本の肥満の基準はBMI25以上となる。したがって日本では身長170センチであれば、72.25キロ以上が肥満となるのだ。ここにははっきりとした悪意がある。
つまり、「肥満」で金儲けをしようとしている人たちの介入である。
本当の健康とは無関係に、設定値を下げれば薬が処方されるケースが増大するするのである。
日本は先進諸国でもっともスリムで、BMI30以上になるのは、成人で男女とも3パーセントしかいない。ところが、これを25以上にすると、なんと25パーセントがが該当し、四人に一人が肥満となるのだ。
基準を下げた団体(ナントカ学会)には明らかな悪意が感じられるのである。
四人に一人を病気にすることにより、その他のイッヒヒと笑う団体が一体いくつあったのだろうか。

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