2013年2月3日日曜日

自己との対話

写真の方も最終コーナーを回った感じである。
疲れもピーク。
何をするでもないが何となく疲れるのだろう。
 今日来場された方に感謝。
N東で写真展のきっかけを作っていただいたK先生、S先生、市民ランナーY先生、事務のSさん有り難うございます。
F高時代の教え子で、今は同業者のM君にSさん、去年に続いて有り難う。中学の同級生G君有り難う。

 さて、応対の合間に、現在指導している国公立の個別試験の問題を解いてみた。
これがなかなか面白い文章であった。
「演劇的知」について著述している安田雅弘氏の文章である。
 「演劇的知」のひとつは自分の身体の歴史を掘り返し、埋もれている感覚を再確認し、それらにかかわる心の動きを思い起こすことにある。いわば発掘を通じた、身体との対話である。身体への感動は実在感の基礎であって、そこから尊厳も発生する。その感動を忘却することは、自己の喪失感に、ひいては他者への思いやりのなさや周囲への無配慮につながると考えられる。
 つまり、「他人に対する思いやりは、自分の身体の歴史、感覚を認識し、身体と対話することから生まれる。」ということである。今、日本人に決定的に欠けているのは、自己との、つまり身体との対話なのだと。


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