「は」の字日記
2025年6月13日金曜日
ドクダミの花
曇りの天気であったが、ネタの写真が無くなったので「秩父宮記念公園」まで出かける。
そろそろ紫陽花かと思って出かけたのだが、「紫陽花の花」は、まだほとんど咲いておらず、目についたのが「ドクダミの花」であった。
「ドクダミの花」を見ると思い出すのが、北原白秋の歌 である。
「どくだみの花のにおいを思うとき 青みて迫る君がまなざし」
ドクダミは独特の薬草臭い野草である。歌にある「君」」とは当時不倫関係にあった人妻のことであるが、禁断の恋をしていた白秋にとって、その恋は一般的な甘い香りのするものではなく、鼻にツーンとくる近づいてはならない恋だったのであろう。
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