2021年7月8日木曜日

religion

社会学者の奥井智之の新刊書に関する新聞記事があった。

「近代を通じて、宗教的知識は科学的知識による攻撃にさらされ続けてきた。しかし、宗教的なものは今も社会に根を張り続けている。人間はつねに科学的にものを考えるほど単純な存在ではないからだ。」

また、こうも言う。

「『宗教』を表す『religion』は『固く縛る』『固くむすぶ』が語源で、宗教的な結合は、ほかにも様々な形で生き残っている。そして、その一つがスポーツである。例えば箱根駅伝が年中行事と化しているのは、それを通して新年の幸福を占ったり願ったりする国民的な儀礼になっているからだろう。」

そうか、箱根駅伝は宗教的結合のようなものか。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿