2019年4月25日木曜日

稲荷神社

写真は昨日に続いて稲荷神社の「キツネ」である。

ところで「稲荷」とは何か。
「キツネ」は何故稲荷神社にいるのか。

「稲荷」とは「稲成り」の意味だったものが、稲を荷なう神像の姿から後に「稲荷」の字が当てられたとされるようだ。
しかしながら、その起源には諸説あり一様ではない。

稲荷神社は「お稲荷さん」と言われ、「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」をまつっている神社であるという。
「屋敷神・食物神・農耕神」とされていたが、農耕や商工業、商売繁盛にご利益がある神様として、昔から親しまれてきた。
その数は全国に3,000以上、小さなほこらなども合わせると30,000以上もあるといわれているそうだ。
代表的な稲荷神社は、京都の「伏見稲荷」。

神社の入り口には「狛犬」がある。
「狛犬」は悪い気や霊が入ってこないように、神社を守っていて、左右2体で1セット置かれている。

しかし、稲荷神社の境内には、狛犬ではなくキツネの像がある。
そこには、キツネの神様がいるわけではなく、キツネが稲荷神社にまつられている稲荷大神の使いだからだそうだ。
キツネは田の神様や山の神様を人里へ導くとされており、おすしの「お稲荷さん」も、油揚げがキツネの大好物とされていたことからついた名前だという。

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