2021年4月29日木曜日

切羽

何日か前のテレビ番組で、出演者が福岡の元炭鉱近くを通った時に、「切羽」という言葉が出てきた。

この場面での「切羽」とは炭鉱用語であり、「切羽(きりは)」と読む。
すなわち、掘削作業の行われている箇所を「切羽」といい、採炭切羽、掘進切羽などと呼んでいるということである。

さて、番組の中では出演者が、この「切羽(きりは)」を「せっぱ」と読み、「切羽つまって」の「切羽」ではないかと推測していたのだが、ワタシも「切羽」という漢字が出てきた時は同様に、「おおー、これは切羽つまって」の「切羽」であるなと、考えてしまったのである。

しかしながら、その後気になって「切羽」をインターネットで調べてみると、「切羽つまって」の「切羽」とは、刀の鐔 (つば) の表裏が、それぞれ柄 (つか) と鞘 (さや) に接する部分に添える薄い金具であることが分かった(上の図)。

つまり、これが詰まると刀が抜けなくなる。 窮地に追い詰められた時に「切羽」が詰まると、逃げることも刀を抜くことも出来なくなるため、為す術が無くなることを「切羽詰まる」と言うようになったということであった。

ふーん、そういうことだったんか。

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