2016年9月5日月曜日

鯖江の萬慶寺

写真は信州「安曇野」にある「緑山美術館」の窓。
此処何回かのブログ写真は「緑山美術館」の写真を使っている。

夜、「鶴瓶の家族に乾杯」という番組を見ていると、鯖江の「萬慶寺」が出てきた。
このお寺、本堂の天井に、間部詮勝(まなべあきかつ)の絵が描かれている。
番組では、その絵が放映されたのだが、これが素晴らしかった。
言ってみれば、鯖江藩の殿様が絵を描いて、それをお寺に奉納したのであるが、この殿様の日本画の腕前が並ではないのだ。
天井には、風神・雷神、そして龍が迫力のある姿で描かれていた。

間部詮勝と言えば幕末時、大老井伊直弼と共に、攘夷派を弾圧した老中である。
のち、失脚してしまうのだが、日本の政治の表舞台に立った人物が、こにように素晴らしい絵を描くとは。

恐れ入ったね。

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