去年の今頃は高原教室であった。
三日めだったか、四日めだったか定かではないが、居残りチームを連れて、地獄谷の野猿公園にでかけた。写真はその時の猿である。目付きは結構鋭いが何となく悲しそうな顔つきである。
野猿とは言え、餌付けをされているので、彼らの生活は安定しているに違いない。おまけに温泉つきだ。さらに公園とは言ってもフェンスがあるわけでもない。従って自分勝手に好きなところに移動もできるのだ。こんな幸せはないと思うのだが、猿は悲しそうな顔をしている。
この悲しさはどこから来るのだろうか。
もしかすると、拘束のない生活というのは、意外に、悲しくてつまらないものなのかも知れない。
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