夜、ふと「いろは歌」が頭に浮かんだ。
最初の句は「いろはにほへと ちりぬるを」
つまり、「色は匂へど 散りぬるを」である。
意味は「この世のすべのものは、香りたかい状態で華やかに栄えているように見えても、いつかは散ってしまう(滅んでしまう)ものだから」となる。
「色」というのは「この世の森羅万象」のことである。
仏教でいうところの「色即是空」の「色」と同じ意味だ。
誰が作ったかわからぬが、すべての仮名を一度ずつ用いた、七語調四句の今様形式であり、四十七文字の歌である。
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