2012年9月2日日曜日

土曜講習始まる。

三年生の土曜講習があった。
久しぶりの早起き。
なかなか辛いものがある。
夏休みの怠惰な生活ともそろそろお別れか。

講習は、漢文「春秋左氏伝」からの演習問題である。
「春秋左氏伝」というのは、孔子が書いたのではないかと云われている歴史書「春秋」の注釈書である。

「春秋左氏伝」に曰く。中国のある街で、「石がしゃべった」という噂がまことしやかに流れた。晋候(王のような存在の人物)が
家臣に「それは本当か」と質問する。家臣が答える。「石はしゃべるはずはありません、もし石がしゃべるとすれば、それは神が憑依しているか、あるいは石でさえも、喋らざるをえないことがあるからでしょう。」(晋候は自分の宮殿を新築しようとして人民を苦しめていたのだ。)

石は人民の例えである。
普段もの言わない人民が我慢の限界を超えているのだと。

どこかの国も、これに似たところがないだろうか。

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