写真について、偉そうなことを一言。
今年の一月に私自身の写真展でも書いたことなのだが、詩人の西脇順三郎の言葉に次のような言葉がある。
「詩とは、このつまらない現実を一種独特の興味(不思議な快感)をもって意識させるひとつの方法である。」
この言葉を借りれば、写真というのもこれと同様に、「ごく当たり前の近所の風景に、不思議な快感をもってもらう、ひとつの方法」ということになる。
同じコスモスを撮っても、違う世界のコスモスのように見てもらうことができたなら、私の作戦は成功したことになるのだ。
果たしてどうだろうか?
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