2017年1月8日日曜日

「元寇」の事実

今日の朝刊に日本史でいうところの「元寇」の記事が出ていた。
我々が高校生の時に、日本史で学習する「元寇」だが、実は「元寇」では「神風」は吹かなかったというものだ。
確かに、我々が習う1274年と1281年の「元寇」、つまり「蒙古襲来」は、「神風」つまり台風が当時の日本に近づき、蒙古の船の多くを沈め、日本は難を逃れたというものであった。
しかしながら、記事は言う。
最近の資料によると、1274年の「元寇」については、季節が11月頃であり、台風による被害は考えにくい。
また、1281年の方は、台風により蒙古の船が沈んだ記録はあるが、その多くは老朽化した船であったということだ。
したがって、二回の「元寇」を防げた理由は、当初から早めの撤退を予定していたこと。さらに日本の鎌倉武士が意外と強かったことと、食料に不足をきたしたのではないかということであった。

ふーん、今となれば我々が習った歴史は「事実ではなかった」ということか。
歴史を習うということは、なかなか難しいことだよね。


0 件のコメント:

コメントを投稿