ポール・マッカートニーが来日した。
七十歳を超えて相変わらずの人気、大したものである。
ワタシ達の中高生時代は、ビートルズはリアルタイムなので、多かれ少なかれ影響は受けている。
もっともワタシの場合、中高生時代は「少なかれ」の方であった。
さて、そのワタシがいつの間にか「多かれ」に移行してしまっていた。
では何時からビートルズかというと、彼らの解散後、「アビー・ロード」というアルバムを聴いてからである。
よく言われるラストアルバム問題(ラストに発売されたアルバムは、「レット・イット・ビー」であるが、録音の順でいくと、「アビー・ロード」が最後のアルバムとなる。)のアルバムであるが、その内容は最初から最後まですばらしい。
ビートルズここに極まれり、である。
カム・トゥゲザーから始まり、サムシング、マックスウェルズ・シルバー・ハンマー、オー・ダーリンと続く。
中でも「アイ・ウォント・ユー」は、度肝を抜かれた。
これは「ジャムセッション」ではないか。
当時、ジャズばかり聴いていたワタシは、ここからビートルズにはまっていったのである。
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