2017年4月22日土曜日

あざとい

 最近、「あざとい」という言葉をよく聞く。

国語事典によると、この語は関西方言であり、「あ」は接辞とある。
「あ」は接頭語という意味だろう。
つまり「さとい」に「あ」を付けたものだ。
「さとい」は形容詞で、理解・判断が速く、的確であること。
批判的、揶揄的な(皮肉を言ってからかう)意味で用いられることもある。
例えば、「利にさとい人」となると、多少軽蔑てきなニュアンスをもつのだろう。

したがって、辞書には、
①浅はか(小利口)な点が批判の対象となる様子だ。
②あくどいところがあって、悪い印象を与える様子だ。
とある。

「さとい」は「聡い」と書くので、「聡明」の「聡」の印象が強く、「理解・判断が速く的確」であり、悪いイメージはないのだが、「あざとい」と「あ」を付けてしまうと、どうもあまり良い意味はなくなってしまうのだ。
なんとなく妙な感じである。





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