2013年5月7日火曜日

セシル・マクビー

セシル・マクビーというジャズベーシストがいる。
普通、セシルマクビーと云えば、若い女性向けのファッションブランドである。
私にはセシル・マクビー=ジャズベーシストなんだが。
ブルーノート(レーベル)には彼の演奏が多くあり、いつもウマイナアと思って聴いていたプレーヤーだ。

実はかつて、ベーシスト「セシル・マクビー」は、ブランドの「セシルマクビー」に対して、商標権の無効審判を請求したことがあったそうだ。
そりゃあそうだろう。生まれた時から使っている自分の名前が、女性ファッションブランド名として使用されてしまったのだから。

しかしながら、裁判所の見解は

a.セシル・マクビーは本名ではない。同氏の本名はミドルネームを入れたセシル・リロイ・マクビーである。
b.ゆえに、「セシル・マクビー」は「セシル・リロイ・マクビー」氏の略称である。
c.「セシル・マクビー」という略称はジャズの世界では有名かもしれないが、それを超えて著名とは言えない。

ということであったそうだ。うーん残念。
今日も、DVDの「ONE NIGHT WITH BLUE NOTE」を観ながら、「やっぱり、セシル・マクビーはうまいなあ。」と思う私であった。


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