日曜日の夜に「情熱大陸」というドキュメンタリー番組を見た。
この番組では、グラビアアイドルの「壇蜜」の特集をしていた。
「壇蜜」という女性は、グラビアアイドルというだけあって、確かに外見も魅力的であるのだが、それ以上に魅力的なのは、今までの彼女の生き方であった。
大学で英語の教員免許を取ったかと思うと、専門学校に行って調理師免許も取る。さらに和菓子工場で働き、銀座のクラブでホステスもやる。
また知人の死をきっかけに、冠婚葬祭の専門学校に通い、死体処理の勉強もする。(実際、葬儀会社の社員となったそうだ。)
すごい生き方である。
彼女のすべてを達観したようなあの雰囲気は、ここから、すなわち今まで生きてきた自分の人生から来ているように思われた。
番組の最後の方に、「自分がしてみたかったこと」ということで、ヒヨコの雄雌の判別作業を経験するのであるが、その時の嬉しそうな顔が妙に印象的であった。
因みに、「壇蜜」の「壇」は仏壇を、また「蜜」はお供えを意味するそうである。
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