三月三日、桃の節句である。
ウチでも娘が二人ゆえ、この時期になると雛人形が登場する。
しかし、日本の雛人形というのは、本当に良くできている。
雛人形は顔が命。
優れた雛人形ほど表情が豊かになるのであろう。
ウチの雛もそれ程高価ではないと思うが、実に品のある顔をしている。
さて、この雛人形、基本の形は親王と親王妃を表しているのだそうだ。
この形が出来てきたのは江戸時代あたりからで(姿形は平安時代の貴族の姿がモデルとなっているようだが)江戸時代の武家の子女の遊び道具として発展していったのだという。
また、はっきり断定はできないのであるが、それ以前の雛というのは、立ち雛であり、身代わり雛として、厄災を払うのに使用された人形だという。
0 件のコメント:
コメントを投稿