記念館の階段である。
螺旋の「螺」は、漢和辞典によると、腹足類の軟体動物の総称とある。
例えば、巻貝の殻を持つタニシ・サザエなど。
タニシは「田螺」と書くし、サザエは「栄螺」と書く。
また「旋」の方は①めぐる、まわる、帰るの意。
②小便をする。(何故、小便なのかわからぬがともかく小便の意がある。)
従って「螺」と「旋」を足すと、タニシやサザエの殻ようにグルグルまわる階段が、螺旋階段なのだ。
では記念館にどうして螺旋階段かというと、螺旋は運動や生命力を感じさせる面があるので、芸術作品においては、様々な意味をこめた象徴としてもちいられるという。
さらに、基本的には繰り返しの構造でありながら、同じ位置をたどらず
例えば無限に上昇する構造を歴史や生命になぞらえる例もあるという。
うーん成る程ね。
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