2013年3月26日火曜日

本田圭佑のこと

これも一つの窓。
記念館の螺旋階段、途中にある明り取りの窓。
窓の向こうには松の木が見える。

NHKの特集番組において、日本を背負ってたつサッカー選手、本田圭佑ことを取り上げていた。
印象的なのは、自分本位だと思われていた彼が、次第に変化していく過程であった。
サッカーというのは、結局は団体スポーツであるがゆえに、自分ひとりでは、どうしても立ち行かなくなる。
かつては得点をしてナンボの思いで、かなり個人プレイに拘っていたが、彼は自分を売り出すためのチームメイトへの妥協点を見出した。
(このあたりがやはり強かだ。)
その妥協点が「ギブあんどテイク」なのである。
他人の得点への協力、これが自分の得点への足がかりとなる。
「ギブあんどテイク」
まあ、言ってみれば、世の中ことごとくそんなものだと、イミジクモ気づいてしまったのだろう。
さすが本田圭佑である。

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