そこで、この語源は一体何だろうという疑問にたどり着いた。
そこで研究熱心なワタシは早速辞書を引くのである。
さて、辞書には次のようにある。
面食らうとは「橡麺棒(とちめんぼう)を食らう」の略とされる。
橡麺棒(栃麺棒)は栃の実を小麦粉などに混ぜて麺をつくるときに使う棒のこと。栃の実を粉にして練り込んだものは固まるのが早いので、急いで麺棒をふるう必要があった。
栃麺を打つ時の急いで慌てるような様子を「狼狽する」の意を表す「とちめく」に掛けて、「橡麺棒を食らう」の形で狼狽する事態にあうの意を表すようになり、さらに、これを略して「面食らう」となった。
ふーん「面くらう」の「面」は「橡麺棒の麺」で、「くらう」は「ふるう」だったんだね。
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