2018年5月24日木曜日

上がり

夜のテレビ番組で「寿司用語」についての「何故?」を扱っていた。
ふーん、なるほどと思ったのは、寿司屋で出される「お茶」を「上がり」と言っていること。
これは元々「花柳界」からきた言葉なんだそうだ。

「花柳界」では「お茶を挽く」という言葉があり、その意味は、遊里で暇な遊女が客に出す茶を挽く仕事をさせられたことから来た言い回しで、芸者・遊女・女給などが「客がなくて暇でいる」という意味の言葉であると。
つまり、お客商売の「花柳界」では、どちらかというと忌み嫌われた言葉が「お茶」である。
そこでこの業界では「お茶」のことを、縁起をかついで、「客が店に上がる」を意味する「上がり」と言ったのだそうだ。

へー、そうだったんだ。


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